〜日本昔ばなし おぶさりてぃ （第一話）〜
夜中に一人でトイレに行けないのは子供だけじゃないのだ！
むかしむかし、あるところに仲良しの百姓夫婦が住んでいた。
しかし、この亭主はひどい怖がりで、夜中に小便に一人で行けなかった。
「おい、すまんが起きてくれ。小便に行きたい」
女房はねむくてならず、ある日とうとう嘘をついた。
「お前さん、化け物の正体なんて、みな夕顔の花だよ。夜だからそうみえるだけ」
「なぁんだ、あいつが化け物の正体か！ぜんぜんこわくねえな！」
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おぶさりてぃ 其の二
おぶさりてぃ 其の三
おぶさりてぃ 其の四
